フラワーエッセンスとは、花を用いた植物療法の一種です。近年、代替療法やヒーリングの分野で注目され、日本でもますます広がりを見せています。
フラワーエッセンスは花の持つ癒しの力を水に移したものです。スプレーとして使ったり、水に入れて飲んだりすることによって、人間の心に直接働きかけて、そのバランスを整えます。不安な時、緊張する時、落ち込んだ時など、感情のバランスが乱れている時に用いることで、癒しと気づきをもたらすとともに、人間的な成長を促してくれます。
フラワーエッセンスは、イギリスの医師エドワード・バッチEdward Bach(1886-1936)が1928年に作りはじめて以来、今日では世界各地で作られています。ただし、その源流は古くからあり、ルネサンス期の錬金術師パラケルスス[パラソーサス]Paracelsus(1493/94-1541)も治療法のひとつとして花の力を使っていたと言われています。
・40年以上の歴史と実績を誇る
・潜在意識に働きかける
・現代人のさまざまな問題に対処できる全135種類
ベイリー・フラワーエッセンスは、アーサー・ベイリーArthur Bailey によって1967年に開発がはじまりました。40年以上の歴史と実績を誇り、バッチ以降のフラワーエッセンスの中では、世界で最も長く使われてきたもののひとつです。日本でも以前から一部のフラワーエッセンス利用者の間では、そのスピリチュアルでパワフルな働きが話題となっていましたが、本格的に紹介されはじめたのは2004年以降です。
「他のフラワーエッセンスは感情的なレベルに反応します。ベイリー・フラワーエッセンスは無意識や、潜在意識に働きます」(英国ホメオパス イアン・ワトソン氏)
フラワーエッセンスは感情レベルに働きかけるとよく言われますが、現代のエッセンス、特にベイリー・フラワーエッセンスは、単なる感情レベルでの働きをはるかに超えています。その働きは人間のスピリチュアルな部分にまで関わるものです。
ベイリー・フラワーエッセンスは、潜在意識に働きかけることで古いパターンや信念体系を取り除き、真なる自己の本質を見出すことを助けます。人間の成長と解放をサポートし、心と体と魂の統合を促します。変化の時に、自らの歩むべき道とあるべき姿を照らしだしてくれるでしょう。
フラワーエッセンス草創期の20世紀前半に比べて、現代社会は飛躍的な進歩を遂げました。その一方で、非常に複雑な諸問題を抱えています。それに伴い、人間の心の問題もまた、きわめて難しいものとなっています。
こうした時代背景に対応して、近年ではフラワーエッセンスも多様になってきました。ベイリー・フラワーエッセンスは、現代人の様々な問題に対処できる135種類(2009年3月現在)のエッセンスを取り揃えています。
また、ベイリー・フラワーエッセンスは、その品質の高さに定評があり、イギリスではホメオパスたちも相談会等で使用しております。実際、ベイリー・フラワーエッセンスは、他のエッセンスやホメオパシーなど他の療法との相性もよく、さまざまなアプローチを併用することで相乗効果が得られます。その点でも、ベイリー・フラワーエッセンスは現代人の複雑な問題に対処するのに適していると言えるでしょう。